大型車種の免許を合宿免許で

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一口に運転免許といっても、様々な免許が存在しています。車種によって免許の種類が分かれており、種類によって取得にかかる日数も異なることが大半です。今回は、中でも慎重な運転が必要となる大型免許を取得するための合宿免許について紹介します。

大型車の免許

多くの人々がビジネスから日常生活まで幅広く使用している普通車よりもはるかに大きな大型車の免許の取得は、取得にかかる日数や条件も異なります。大型車とは車両総重量が11トン、乗員定員数が30人以上などという大きな車のことです。大型免許を取得すれば、大型のトラックや観光バスなどの運転をすることができます。大型車の免許は、だれでも受けることができるわけではありません。21歳以上であり、普通免許を取得してから3年以上経過していることが条件となります。このほか、中型免許か大型特殊免許を持っていても取得を目指すことが可能です。また、普通免許取得の適性検査に合格しているとともに、深視力の検査にも合格しなければなりません。

深視力とは、遠近感や立体感、奥行きなどをとらえる能力であり、非常に重要です。どのような学習内容があるのかは、どの免許を取得しているかによって異なります。普通免許を取得している場合ならば、仮免までに12時限、その後18時限の30時限の学習が必要です。中型免許を取得している場合には、一部の教習が免除されるので、これより短くなるでしょう。なお、学科は仮免後の1時限のみです。ただし、第二種の大型免許を取得する場合には、学科も19時限程度あります。

大型二輪の免許

大型二輪とは総排気量が400cc以上のバイクのことで、この免許は、満18歳以上であるならば、だれであっても取得を目指すことができます。オートマティックとマニュアルで運転できるバイクの種類が異なるので、より制限なくバイクを運転したい場合にはマニュアルの大型免許の取得を目指すとよいでしょう。普通二輪の免許を持っている場合には、学科はなく技能講習が12時限受けなければなりません。普通免許を取得している場合には、学科は仮免後の1時限、技能講習は31時限受ける必要があります。免許を取得していない場合には、学科を26時限、技能講習を36時限受けることになるでしょう。

大型の合宿免許

教習所に通うのではなく、教習所が用意した合宿所で集中的に講習を受ける合宿免許には大型免許のコースも存在しています。普通免許を取得している人の場合、合宿期間はおよそ14日程度はかかり、費用も30万円以上はします。中型免許を取得している場合は、合宿期間は短くても10日ほどかかり、その費用は20万円程度はかかるでしょう。ただし、二種免許の取得を目指すとより長くなります。大型車の講習は、学科も技能も一日に2時限から3時限程度です。大型二輪の合宿免許も存在しており、普通二輪免許を取得している人ならばおよそ6日程度、10万円程度の費用がかかります。

普通免許を取得している人ならば14日程度、20万円ほど、免許を取得していない人ならば16日程度、28万円程度かかるでしょう。一日の講習は、学科も技能も3時限程度にとどめられることが多いです。

大型免許を合宿免許で

大型免許を取得すれば、運転できる車やバイクの幅が広がります。その車体の大きさから、免許取得の条件があるほか、技能の習得も難しく、普通免許の免許合宿よりも日数や費用がかかることがほとんどといえます。大型免許を合宿免許で取得してみてください。

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